下呂市(岐阜) 吐月峰(775m) 2019年11月17日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:14 610m鞍部−−6:24 630m鞍部(林道を離れる)−−6:43 755m峰−−6:56 吐月峰 6:58−−7:09 755m峰−−7:20 630m鞍部(林道)−−7:29 610m鞍部

場所岐阜県下呂市
年月日2019年11月17日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場610m鞍部に駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無全区間の半分程度が低い笹
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント山頂南東側の610m鞍部を越える林道から往復。610m鞍部から630m鞍部まで延びる林道は半分廃道化しており歩くのが無難。755m峰までは低い笹が続くが、その先は笹が消えて歩きやすくなる。山頂には手製の標識が2つある。山頂は樹林に覆われ展望無し




標高500m付近に害獣除けゲートあり(施錠無し) 620m鞍部の林道入口に駐車
奥へ延びる林道 吐月峰遠景。左端付近が山頂
まだ月が明るい 630m鞍部で尾根に取り付く
 630m鞍部より先は林道は廃道化 標高630m鞍部付近
標高650m鞍部付近 6時38分に日の出
755m峰の東の肩に乗る 755m峰付近
755m峰西の肩から笹が消える 740m鞍部の注意書き
こちらはもっと明瞭に残っていた。高野槇の枝を取るなとのこと 近くに高野槇の倒木あり
760m肩付近 吐月峰山頂
山頂標識その1 山頂標識その2
 630m鞍部到着 林道入口到着


・野滝山からさらに南下した場所あるのが吐月峰。珍しい山名だ。野滝山同様に南東側を車道が越えており、そこから山頂方面に向かって林道が伸びているのも同じ。その林道が最接近する630m鞍部で尾根に取り付いて山頂を往復することにした。

・久野川集落と和佐集落を結ぶ林道は舗装されていた。久野川集落側から入ると農地終点に害獣除けゲートが登場。施錠されておらず手で開閉可能。610m鞍部から延びる林道入口にはゲートがあったが常時開放。林道は車が入った形跡は薄いし、ほぼ水平移動で歩いても大した労力ではないと判断して峠から歩くことにした。

・林道周辺の藪は昨夜の雨で濡れており、この先も藪があったら確実に濡れてしまうため、出発時から上下とも雨具を着用。もう気温が低いので汗まみれにはならないだろう。

・林道は荒れているが思ったよりは藪は無く、雨具が活躍する場面は無かった。林道は630m鞍部より先は完全に廃道化して藪に覆われていた。ここで林道を離れて尾根に乗る。

・尾根は昨日の野滝山と同じような植林帯と低い笹に一面覆われている。しかし林道脇と違って樹林帯の中では笹の葉が乾いていて、これまた雨具の出番が無い。昨夜の雨は大したことはなかったようだ。登りで徐々に体温が上昇し、途中で上下とも雨具を脱いだ。尾根上には獣道らしき筋があるが、目印のリボンもたくさんあった。ただし、登山目的ではなく林業作業用だろう。

・6時40分頃に東の山並みから太陽が上がってきて、周囲の木々を赤く染める。先週と違って今日は好天だ。おまけに藪は濡れていないし、快適に歩ける。

・755m峰もここまで同様に植林と低い笹に覆われていたが、下りにかかると笹が消えて地面が広がる予想外の展開。このまま山頂まで笹が消えていればいいのだが。

・740m鞍部には文字が消えかけた古い標識があり、1つには「無断で山に入りマキの枝を取るな」、もう一つは「無談でマキの枝を取った時は50万円とる 山主」。そして近くの倒木の葉を見て高野槇だったことで意味が分かった。「マキ」とは薪ではなく高野槇のことで、その枝を勝手に取るなという趣旨だろう。高野槇は植林なのか不明だが、庭木では頻繁に見ても天然ものはお目にかかることは少ない。でもその枝を取りに来る人などいるのだろうか? 榊なら分かるが。

・740m鞍部からの登り返しにも笹は無く歩きやすい植林が続き、植林の中に照葉樹が入り込んだ小さな高まりが吐月峰山頂だった。ここには三角点は無いが手製の山頂標識が2つある。樹林で展望は皆無だが笹は皆無。

・帰りは往路を戻る。

 

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